「ハゲタカ」(最終回)

6回連続の「ハゲタカ」が終わった。
毎回こんなに放映を待ち望んだドラマは今までなかった。
生きるとは、働くとは、誇りとは・・・
生きていくうえで大切な問いへの答えのヒントを沢山もらえたドラマだった。
主演の大森南朋、柴田恭平、栗山千明の演技も素晴らしく熱のこもったものであり、菅原文太、田中泯の存在感のすごさも特筆すべきものだった。

第1回放送の直後の2月23日に父が急逝し、心の空白を自分でも持て余していましたが、このすごいドラマが少し癒してくれました。
# by maru33340 | 2007-03-24 22:54 | TV | Trackback | Comments(0)

金沢での住まいが決まる

転勤先の金沢の住まいが決まりました。
彦三町という所で、浅野川沿いにあり、近くに主計町やひがしの茶屋街もあって、休日の散策にはなかなかのロケーションのようです。
主計町は、写真で見ると、京都生まれの僕には「記憶の中の京都」を思い出させてくれるような街のようで、とても楽しみです。
(写真は主計町の鏡花の道)f0061531_1611634.jpg
# by maru33340 | 2007-03-24 16:11 | 日常 | Trackback | Comments(2)

『ありのすさび』(佐藤正午)

休日出勤し少し会社で書類の整理をした後、駅前の本屋で、タイトルにひかれてこの『ありのすさび』というエッセイ集を買いました。
佐藤正午さんの小説は随分昔に『永遠の1/2』という小説を読み、面白かった記憶はあるものの、それ以来この著者の本は読んでいませんでした。

まだ80ページ程読んだ所ですが、とても面白い。
自然体でどことなくとぼけた味わいがあり、まさに「随筆を読む楽しみ」がここには満載されています。文章も(すぐには気付かないように書かれているのですが)とても巧い。
解説の中で川本三郎さんの、この本の書評が引用されており、それがこの本の魅力をとても的確に表現しているので、少し引用しておきます。

「ありのすさび」とは「在りの遊び」、つまりあるにまかせて、特に気にせずにいること。悠然たる構えである。「徒然草」の昔から、随筆の真骨頂は「無用」「遊び」「暇」にある。佐藤正午は巧まずしてそれを心得ている。


これから、少し佐藤正午さんの小説を読んでみたいと思います。

ありのすさび
佐藤 正午 / / 光文社
ISBN : 433474222X
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# by maru33340 | 2007-03-21 23:22 | お勧めの本 | Trackback | Comments(0)

「ハゲタカ」(第5回)を観る

「ハゲタカ」(第5回)もすごい内容だった。
ドラマを見て体が震える体験は久しぶり。20年以上前に田宮二郎の「白い巨塔」を見て以来でした。今日の大森南朋の鬼気迫る演技にその時の田宮二郎の姿が重なりました。

田中泯の台詞、
「伝統は守るべきものだと思っていたが、壊すべきものになってしまった。」
という言葉に今の私の会社の急速な改革が重なり、戦慄を感じました。
# by maru33340 | 2007-03-17 22:31 | TV | Trackback | Comments(0)

『カラヤンとフルトヴェングラー』(中川右介)

今日は終日『カラヤンとフルトヴェングラー』を読み続け、一気に読了しました。
この本の帯にあるようにまさに、
「最も美しい音楽をめぐる、最も醜い権力と野望の物語」
であり、その時代背景をコンパクトに取り入れながら一気に読ませてくれます。

政治的にあまりに無防備で、闘病を拒むような形で「実質的な自殺」とさえ呼ばれるフルトヴェングラーの最後、権謀術数をつくしながら終生フルトヴェングラーの亡霊から逃れることが出来なかったカラヤン・・・
果たして一人の指揮者として本当に幸福だったのはどちらだったのか・・・
いろいろな事を考えさせてくれます。
時折登場するブルーノ・ワルターの大人としての行動・発言が、この野望と挫折に満ちた愛憎劇の中で一服の清涼剤のようであり、ワルターこそが「幸福な指揮者」であったのかも知れないと感じたりします。


カラヤンとフルトヴェングラー
中川 右介 / / 幻冬舎
ISBN : 4344980212
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# by maru33340 | 2007-03-17 16:49 | お勧めの本 | Trackback | Comments(0)

四月から金沢に転勤に

会社の組織変更に伴い四月から金沢に転勤する事になりました。
急速な社内改革にいささかとまどっている毎日です。

今週はその関係で忙しく、いささか疲れたので今日は「何もしない・何も考えない日」と決め、掃除と洗濯を済ませて、街中の本屋に行きこんな本を買って来ました。

◎『ワキから見る能の世界』(安田登)
◎『カラヤンとフルトヴェングラー』(中山右介)
# by maru33340 | 2007-03-17 11:52 | お勧めの本 | Trackback | Comments(4)

『自由訳 老子』(新井満)

「老子」は以前から好きでいろいろな人の訳で読んで、自分なりに楽しんでいます。
新井満さんの訳は、専門家から見ればいろいろ意見もあることと思いますが、素人が読んで素直に読めるという意味では、なかなか楽しめるものでした。

例えばこんな文章は今なお新鮮です。

「世の中の行いには
足し算と
引き算がある
足し算は、たやすいが
引き算は、案外むずかしい
新しいことを一つはじめるよりも
余分なことを一つ減らしなさい
有益なことを一つ始めるよりも
無益なことを一つ減らしなさい
意外に思われるかもしれないが
そうする方が、きっとうまくゆく」

# by maru33340 | 2007-03-15 23:35 | お勧めの本 | Trackback | Comments(0)

本日購入の本

今日の富山は、また冷え込み、時々みぞれがちらつきます。
久しぶりの休みなので午前中に掃除と洗濯を済ませて、ずっと行きたかった散髪に行けました。
午後からは市電に乗って街中の本屋へ。今日はこんな本を買って、いつもの富山エクセルホテルの喫茶店で眺めています。
◎『自由訳 老子』(新井満)
◎『私の家は山の向こう テレサ・テン十年目の真実』(有田芳生)
◎『日本数奇』(松岡正剛)
◎『二人道成寺』(近藤史恵)
# by maru33340 | 2007-03-11 14:35 | お勧めの本 | Trackback | Comments(4)

「ハゲタカ」(第4回)を観る

今週月曜日に社内体制の改変の発表があり、今週は毎日仕事で遅くなり、ブログの更新が出来ませんでした。
いま私の会社も、外資による脅威を前に、営業利益率目標達成のため、急速な経営改革が進められています。
あまりに急速な改革に社内外から軋みが生じ始めており、これが「再生」のための生みの苦しみなのか、崩壊の予兆なのか、今はわかりませんが、「ハゲタカ」の行く末を観ながら、会社の行く末を考えたいと思います。

また「ハゲタカ」のラストに流れるテーマ曲の歌詞「富は問題にならぬ」はイギリスの作家エミリ・ブロンテの詩によるものですが、この詩は、父が入院した時に、母に、「元気になったら渡して。」と手渡した岩波文庫の『イギリス名詩選』に収められたものであったことに、何か符号のようなものを感じました。

イギリス名詩選
/ 岩波書店
ISBN : 400322731X
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# by maru33340 | 2007-03-10 22:45 | TV | Trackback | Comments(1)

「ハゲタカ」(第3回)を観る

企業買収をめぐるドラマ「ハゲタカ」第3回を観る。
午後3時からの、1・2回のダイジェストも観て、今、何よりも気になるドラマだ。
やはり、今回もすごい内容で、観客というよりも、自分自身がドラマの中に生きているようで、息も出来ないほど。
鷲津役の大森南朋は目に凄みがあり、これはやはり父親である麿赤児の目であると再認識する。
柴田恭平も苦悩する銀行マンであるこの役に相応しく、役者柴田恭平の可能性を認識した。
原作も読了し、こちらもとても面白いものだったが、ドラマは原作をしっかり踏まえながら、設定・人物を大胆に変更し、稀有なことだが、それに成功している。
4回目以降も目が離せない。
エンディングテーマ「富は問題にならぬ」も寓意として秀逸。



# by maru33340 | 2007-03-03 23:16 | TV | Trackback | Comments(0)

音楽・本・映画などについての私的な感想


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